「それでその子ビックリしちゃってね、 蛙みたいにひっくり返っちゃったのよ! ねっ、おっもしろい子でしょ〜!」
アンジェラが能天気そうな声で喋ってる。 ジジィもバカ面で笑いながらそれに応える。
「それは愉快な友達だな。 今度、うちに連れて来たらどうだ。 一度会ってみたいな。 なあ? マリー・スー。」
「そうね。」
さすがのババァも、今日は作り笑いすらできないみたいだ。
何にもないフリ。 仲のいいフリ。
一番ムカつくのは、アンジェラの、あの何にも気付いてないっていうフリだ。 あいつなら速攻気付いてるはずなんだ。 ババア達の様子で。
アッハッハ〜って一段とアホそうな笑い声を上げてやがる。
「そうだ! スッゴク可愛いお店見つけちゃったの! 今度、ママにも教えてあげるね。 あっ、パパはダメよ。」
「ははは、それは冷たいなあ。 何のお店かくらい、こっそりパパにも教えてくれよ。」
バカバカしい。 もうウンザリだ。 |