ダスティンたちの部屋の床に、ファイルが無造作に置かれていたわ。 きっとダスティンね。 シーツを直していない方のベッドも多分ダスティンね。 ボーのお手本にならなきゃいけないのに、もう。
でも、これ一体何のファイルかしら。 テストの成績でも隠してたのかしら。 それともアヤしい雑誌の隠蔽工作? ドキドキしちゃうわ~。 見てもいいわよね。 母親だし、片付けてない方が悪いんですもの。
って、手に取ろうとしたら、中にはさんであった冊子が落ちてきたのよ。 ねぇ、その冊子、何の冊子だったと思う? それがなんと! 大学のパンフレットだったのよ!
ああ、私、ダスティンが進学に興味を持っていたなんて、これっぽっちも知らなかったわ! そう、そうだったのね? だから急に真剣に勉強し出したのね? そうならそうと言ってくれれば良かったのに!
ねぇ、スキップ。 今までダスティンには散々困らせられていたわ。 補導されたこともあったし。 私がいくら言っても相変わらず反抗的で。 でも、いよいよダスティンは目覚めたのよ! 今度こそ、彼は真剣よ!
貴方の息子ですもの。 反抗的に振舞っているけれど、本当はとても誠実で一途な人間なの。 根の部分は貴方にそっくりよ。 私が一番よく知っているわ。 彼ならきっとやり遂げられるわ。 だからスキップ。 これからも安心して、天国で応援し続けいてね。 私も精一杯、頑張るわ! |