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The Sims2 Heart-シム2日記-
ニーナ カリエンテ
 

【日記リスト】
彼の行き先
彼の行き先
ロビンの話を聞いて、わたしはすぐにドンに電話を掛けた。
ロビンの話だけじゃ信用できないわ。
それに、本当にあの女の結婚式があったとしても、相手が誰なのかまでは、はっきりしなかったし。

でも、聞く必要なんてないわ。
彼のはずがないもの。
別に確かめようと思ったわけじゃないわ。
ただ、ただ彼の声を聴きたかっただけ。
だけど、彼は電話には出なかった。
気付くと、わたしはゴス家へと向かっていた。
そこに、ディナが居た。

信じているのなら。
愛し合っていると思っているのなら。
彼の家に行けばいいじゃない。
なぜここに確かめに来るのかしら。

ディナはバカにしたように言ってきたわ。
あんな、お金しか信用できないような女。
あんたなんかに言われなくても、彼の家に行くわよ。
きっと彼はいつもみたいに、愛しいニーナ!って微笑みながらわたしを出迎えてくれるわ。
だって、わたし達の愛は本物なのよ!

だけど。
彼の家に灯はなかった。
きっとまた仕事で忙しいんだわ。
わたしは彼の家の前で待ち続けた。
何十回ともなく、彼の携帯の番号をリダイヤルした。
その度に、無情なアナウンス音が電話口から流れて来た。
いつまでたってもドンには繋がらない。
彼の仕事先にも電話してみたわ。

「ドン・ロサーリオでしたら、暫く休暇に入っていますよ。
 休暇理由、ですか?
 こちらは受付ですので、なんとも・・・。
 ご用件でしたら、伝言をお預かりしますが。」

頼りのない受付の人にイライラしながら、わたしは口早に言った。
戻ったらすぐに電話をくれるよう彼に言っておいてって。

それから、彼がよく行くダウンタウンP.U.R.E.にも行ってみたわ。
もしかしたら、久し振りの休暇ということで、息抜きをしているのかもしれない。
きっと、きっとそうよ。

けれど、ここにも彼の姿はなかった。
いよいよわたしは絶望したわ。
彼は、ドンは、わたしを裏切ったの・・・?
ううん、違うわ、そんなわけないじゃない。
彼が愛しているのはわたしだもの・・・。

「君、1人なのかい?
 よかったら、一杯おごらせてもらうよ。」

カウンターでお酒をあおり続けていると、色んな男に声を掛けられたわ。
これで、何人目かしら。
彼のあのうっとりするような声とは、似ても似つかないくせに。

「あなた、わたしとヤりたいの?」

追い払うつもりで、わたしは目も合せずに言った。
だけれど、その男は驚きもせずに笑ったわ。

「なかなか面白いね、君。」