このまま家を荒れさせておくわけにもいかず、メイドサービスを頼んでみた。
「はじめまして。 担当をさせて頂く事になりました、レミントンです。 よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
メイドと言えば、女性ばかりかと思っていたけれど、うちの担当は男だった。 サービス業なので当たり前かもしれないけれど、とても友好的そうなメイドスタッフで良かった。 それにしても、やけに胸元がはだけている。
「これは制服です。 うちの系列の会社は、全てこれで統一されているんです。 初めてのお客様は、皆さん最初驚かれますが。 上の意向なんですよ。 きつく締めていると清掃しにくいですからね。」
俺の考えてた事を察したみたいで、レミントンは手馴れた感じで説明をしてくれた。 彼の言うとおり、驚く人が多いんだろう。 俺はてっきり、彼か、もしくは上の人の趣味かと思ったよ。 しかし、男のメイドがこんなにはだけてるとすると、女性の方の制服はどうなっているんだろう。
「女性スタッフの方は、いかにもな普通のメイド服ですけれど。 さすがに問題がありますからね。」
レミントンは冗談っぽく笑った。 即座にそう付け加えたところを見ると、これもよく訊かれる話だったのかもしれない。 なんとなく、ちょっと恥ずかしかった。 |